目的を考えていたか

Webライターの仕事において、クライアントさんから案件（テーマ）をもらった時に、今まではどうやったら求めている人に伝わるのか、情報を集めたものをどうやってまとめようか、うまく書けるのかとそればかりを考えてきた。

しかし、なぜクライアントさんは今このテーマを選んでライターに発注をし、世の中へ発信しようと思ったのか。なにが目的なんだろうかという所まで考えが及んでいなかったように思う。

というのを昨日あることをきっかけに気づいて打ちのめされた。

クライアントさんがどうしたいのかっていう狙いをはっきり確認することはすごく大事なことだなと…勉強になった1日。

— やまだ優子（ライター) (@gaeryuu) 2018年12月5日

世の中の状況をみて、ライターにお金を払い、今ここでこれを出す！というのは確信をもってされるのかもしれないし、実験かもしれない。ある意味カケのようなものかもしれない。

けれど普段いろんな取引先で業務をこなしているライターよりも、メディアをもっているクライアントさんの方がより明確な目的がある。なぜそのことに気づかずに働いていたのかと衝撃をうけた。

わたしは文章を作る仕事をして、いかに伝わるか、届けられるかを考えているし、これも本当に大事なことだけれど。「目的を達成したい」というクライアントさんの想いにもっと真剣に寄り添わなければならないと思った。

たとえ部屋で1人文章を作っていても、携わっているいろんな人たちの想いに敏感に気づこう……これまでの仕事の仕方を振り返り反省をしたのだ。いま、気づいてよかった。