日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

自分の言葉

今、桜林直子さんと土門蘭さんの共著「そもそも交換日記」を読んでいる。2020年3月から始まった2人の交換日記。本には約1年間の出来事がおさめられている。で、今ちょうど半分くらいまで読み進めたところ。コロナが猛威をふるっていた時期で、先が見えない当時の空気感がありありと目の前に浮かんでくる。

私は桜林さんも土門さんも大好きで、いつもSNSでの発信を追っているのだけれど、これまで歩まれてきた背景を知ると、今まで以上にお二方の言葉が重く響いてくる。どうしてこうも自分と誠実に向き合うことができるんだろう。と、それが本を読み進めている中で自分が感じることだった。

私は自分の過去にふたして、もう開けないように、そこにふたしたこともなかったかのように、生きてきたと自覚している人間なので、お二方と比べるとそんな自分自身がすごく小さく感じる。いや、それはもう小さくて全然かまわないんだけど、、逃げずにちゃんと向き合ってきた人がもつ自分の言葉…それが輝いてみえる。

何が言いたいのかというと、自分の言葉をもつことの偉大さ。過去にひきづられないようにあえて、ある一部分では自分の心をなくしていきてきた自分だからこそ、こうして過去を受け入れて自分の言葉をもって語れる人たちがすごくまぶしいんだ。

嫉妬とかではまったくなくて、その勇気がすごいなとただただひれふすような気持ち。そんな気持ちも今感じている正直な想いだから残しておこうと思ってブログに書いた。