土曜日。外は雨がざーざーと降っている。梅雨のおもだるい感じは苦手なのだけれど、誰もいないリビングでPCに向き合っていると、自分だけ隔離されているような気持ちになる。いやな感じではない。雨の音は思いのほか心地よく、こんなふうに感じとれることが久しぶりでうれしくなった。先週はずっと体調がわるかった。自分のなかでどんどん体調が崩れていくのを感じて、不安になりつつ、中年の身体では体調が戻るのに相当時間がかるだろうなと、どこか冷静にとらえている自分もいた。
今週の月曜日、とりあえず血液検査をしてもらおうと近所の内科に足を運んだ。わたしが「これって更年期症状のはじまりですかね」と相談すると、「46歳でしょ、それはちょっと早いんじゃないかな」と、首をかしげる。詳しくは婦人科で調べてごらんとのことで、基本的な血液の検査と甲状腺ホルモンの値を調べることとなり、お願いをする。結果は来週。
冷えがひどくてかゆいというと、漢方が処方された。頭皮のかゆみを相談すると「最近、シャンプー変えてない?」と聞かれる。いやいや、シャンプーでこんなに頭がきゅーとひきつるほど圧迫されるのかなと思いつつ、振り返ってみると、思い当たるふしがあった。娘がTikTokをみて「ほしい」といったシャンプーがあり、購入するも、娘には合わず。ちょっと高価なものだったので、もったいないからわたしが使い始めていたのだ。香りもよかった。
それが3月ぐらいだったような気がする。頭皮に違和感を覚えるようになったのが4月に入ってからで。「ああ、そういえばシャンプー変えてました。そうか、それが原因なんですかね」というと、医師は「そうかもね」と。そして洗いすぎも原因になるんだよといった。以前、ある女性が更年期障害で頭皮が尋常じゃなくかゆくなったと聞いていたから、てっきりホルモンの仕業なのだとばかり思っていた。それしか考えられなかった。
帰りがけ、敏感肌用のシャンプーとリンスを購入。月曜の夜から使い始めて5回目、たしかに頭を抑えつけられる圧迫感が減ったような気がする、というのを初日から感じていた。本当にシャンプーが原因だったのか。まだ、頭皮の乾燥は続いているし、「はい、治りました」という感じではないのだけれど、先週とは明らかに違う。漢方があったのか、体の冷えもちょっとだけましになった。それにしても、医師の一言がなければ、わたしは今も頭皮に合わないシャンプーを使い続けていたんだろうな。自分では気づけなかった。