旅×動画
国内や海外のツアー紹介記事を書いていて思うことは、あと何年かしたらきっと旅行会社のサイトはほとんど動画になるんだろうなという印象。
海外の都市を調べるとき動画は最高だな。空の色とか人の雰囲気とか雑音とかそういった空気感は絶対に文章じゃ伝わらないし、言葉じゃないところから受け取る部分の方が大きい。
— やまだ優子(ライター) (@gaeryuu) 2019年5月29日
たとえば知らない国や都市、体験したことないアクテビティを調べる時に、言葉で読むのと、実際に動いている映像を見るのでは伝わり方が全然ちがう。
動画は画面上どこを見てもよいわけで、たとえば道端に転がっているゴミとか、騒音とか、建物の古さとか色とか、その国が辿ってきた歴史を知るよりも、よっぽど目に見えているリアルな生活の部分の方がよりその国の様子が伝わってくるのではないか。
今はスマホで簡単に動画が撮れてしまうから、これまで実際に訪れなければ見られなかった景色も簡単に自宅で見られるようになった。それができなかったひと昔前までは、写真や映画の中でしか知ることができなかった世界なのに。
最近、若い人があまり海外に行かなくなったと言われているけれど、その原因の一つには、リアル過ぎる旅先の動画を先にみてしまっているからという理由も考えられなくはない。
とにかくライターとしての仕事(旅に関して)は大きく変わっていくだろうなという印象。
これからの時代は動画なんだなというを実感したできごとでした。