日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

考える

最近、「死にたい」という気持ちを抱えている人に向けて、どういった言葉が伝わるのだろうかとずっと考えてきた。(仕事にて)

 

それに対する答えはまだ見つかっていないので、日常の中で当分考えていかなければならないのだけれど、「死にたい」と思うほどの辛さや苦しさがあって、そこから逃れられず、ずっと続いている状態というのは、本当にしんどいことだろうなと思う。

 

なにをしていても、その感情がふと湧き上がるのだ。1日のはじまりも、なんとか1日を終えて、フトンに入って、眠れないかもしれないけれど、1日が終わるときも。そしてまた次の日も。

 

かつて自分が病で苦しんでいたとき、ほとんど寝れない身体の痛みの中で、一瞬眠りに落ちてみる夢。そこには元気な自分がいるのに、目覚めると、どうして現実はこうなっているのかという混乱からはじまる朝。

 

「いつ終わりがあるんだろう」というただそれだけの気持ちで生きていたあの時の自分だったら、どんな言葉がスッと入ってくるのだろうか。

 

「死にたい」と思う人は、病気だけじゃなくって、大事な人を失ったり、裏切られたり、心身共に疲弊していたり。母親など親子の関係で苦しんでいることが理由だったりもするのかもしれない。

 

全員に響くような文章というのは、わたしには書けないと思うけれど、それ以上に心に傷がつかないような文章を考えたい……