日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

変わった部分

若さもあったのかもしれないけれど、昔はもっと経験に貪欲だったように思う。その経験でなにを感じてどうやって言葉で表現するのかをいつも考えていた。旅とか、恋愛とかだけじゃなく、免疫疾患で長く病んでいたときも、ずっと考えていて(だから病気が長引いた原因でもある)その時の感情を知っておきたかった。陣痛で苦しんでいるときでさえ、この痛みを言葉で表現したい、どうやったら伝えられるんだろうと考えていて、出産後ベットに戻ったときにすぐに紙へメモした。

 

今は、どうか。自分からあえて感情を揺さぶられるようなできごとから距離を置くようにしている。むかしよりも生きやすくなったけれど、1つ1つの出来事が心に残らなくなってしまった。自分は、こう思う、こう感じる。と言葉にできなくなっている。楽になった部分と、さみしい部分と両方だ。それだけ、今の生活に、毎日に目が行くようになったのか。それとも流れてくる情報が多くて、自分の気持ちに向き合う余裕がなくなっているのかな。少しずつ軌道修正。