日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

楽しいと楽なことの違い

「楽(たの)しいこと」と「楽(らく)なこと」って同じ漢字なのにずいぶんと意味が違うよなぁと。今朝、慌ただしく夫のお弁当や保育園の準備をしながら考えていた。

 

今、ここで「楽(らく)」をしようと思ったら何をするかな。まず考えることをやめる。面倒なことを後回しにしてダラダラと1日を過ごしていくのかもしれない。心身のバランスを整えるためにそういう日だってもちろん必要だ。けれど、楽しさからは遠ざかってしまう。

 

それよりも、目の前の仕事に集中して、部屋を整えて、夕食の支度をして、きょうも一日頑張って過ごせたことに安堵して眠りにつくことの方が「楽しい」。(理想なんですが)

 

もちろんその途中はつらい。文章が書けなくてキッーってなる自分に落ち込み、締め切りに間に合わないと焦る姿も想像できる。家事をするのは面倒だし、くたくたに疲れ切るかもしれない。

 

それでも、なんとかこなして行った先のきょうの終わりはそれなりに満足な一日が待っている。その期待があるから頑張れる。

 

それを思うと、「楽しいこと」には喜怒哀楽いろんな感情がつきまとうものなんだなと。楽だけではなくむしろつらいことや我慢することの方が多い。

 

「仕事が楽しい」と言える人は、決して「楽なこと」をしているわけではないよなぁと当たり前のことをあらためて気がついた朝。

 

ドキドキしたりハラハラしたり。喜怒哀楽の感情をめいっぱい揺さぶられても、この仕事が好きだから大丈夫!と言えるのが「楽しい仕事」なのかもしれない。あっそれは、恋愛でも同じことか…