「変わらない」良さもある
年末・年始。
連日どたばたに過ごしていましたが、ようやく日常に戻りはじめました。
結婚をして10年、大阪で毎年変わらず同じようなお正月を過ごしています。
年賀状づくりと大掃除
新年用の下着を家族分準備
大晦日は夫の実家へ
元旦はお節(夫の母手作り)をいただく
地元の神社へお参りし、家族写真
2日親戚と神社へお参りをして、夜は夫の実家で過ごす
書初めをする
このように、我が家のお正月は台本通りにぬかりなく進んでいきます。
大晦日と言ったら紅白歌合戦!と結婚前まで信じていたのが、夫の実家では好きなチャンネルにコロコロと変えられてしまうこと
年越しそばが「ざるそば」じゃなく「かけそば」なってしまったこと
この2つは嫁いだ当初のわたしにとって衝撃で、正直実家が恋しくなりました。
それまで、実家の両親がつくり上げてきた世界が「当たり前」だと思っていたので、なんだか否定をされたようなさみしい気持ちだったのです。
それが10年も経つと、今の過ごし方がしっくりきてしまうものですね。「かけそば」も身体が温まり冬にぴったりでおいしい。
こだわっていた気持ちは、案外どうでもいいことで、それよりも「変わらない」時間、習慣のように過ごすということが、実はすごいことのように思えてきました。
そこには、「変わらない時間」をつくるために裏で準備をしてくれる人がいるから。
その努力があるからこそいつもと同じものが続いているんだなと。
夫の母も、実家の母もそれぞれの台本があり、演出をしてくれていたのです。
ありがたいことです。
そして、同じような時間だと思っていても、いつかは「かならず変化していく」ことは確かですからね。
だからこそ、いつもと「変わらない」お正月を過ごせたことは、すごいこと。感謝の気持ちが沸いてきます。
さて、1月3日になりました。
そろそろ、仕事モードに生活を切り替えて行こうと思います。
年末・年始、頭の中では常に仕事のことを考えていたのですが、ほぼできず。
今日から気持ちを新たにがんばります!