日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

雨の日はとくに、フリーランスでよかった

月曜日の朝。大阪は大雨のため娘を送りに保育園まで徒歩で行った。

 

娘の歩くペースで行くと保育園までは15分ほどかかる。3ケ月前までは、こののんびりなペースに付き合うことができず、大雨の日もカッパを着せてママチャリで保育園へ向かっていた。通勤電車に間に合うかどうか、ただそれだけのことに必死だったのだ。

 

おそらく駅近くに住んでいたら、そういう生活にも耐えることができたのかもしれない。ただ、2年前の秋、眺望の良さにひとめぼれして山手にある中古のマンションを購入してしまったのだ。

 

眺めがいいだけあって駅から徒歩で25分ほど離れている。バスもあまり通らない。

車通勤の夫は、天気による影響はないけれど、わたしはダイレクトに影響を受ける。

 

マンションを購入した頃、フリーランスになるとはまったく思っていなかった。けれど、たとえ通勤が大変になったとしても住んでみたい!と思うほど魅力的な場所だったのだ。

 

通勤から解放されたいま、日々の負担がかなり減った。(もう戻ることはできない)

 

もし、「通勤のため」という理由で駅近くに家を購入していたら、ものすごい高額なローン返済で大変なことになっていたと思う。

 

大阪と言っても北摂のさらに駅から離れた中古マンションなのだ。ローンの支払いは長く続くけれど、首都圏の中古マンションとは比較にならないほど安い。

 

住みたい場所に住むことができた。やりたかったライターの仕事ができた。

 

おそらくこれを他人と比べてしまったらよくないのだと思う。新築で最新なマンションに住み、がっつり稼いでいる人はたくさんいる。そういう人からみたら、こんなことで満足しているのかと、鼻で笑われるかもしれない。

 

けれど、案外やりたいことをやっている当人にとっては他人の声は気にならないものだなぁといまは思っている。