日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

長く続けていくために

経営者インタビュー記事の仕事で、最近よく見かけるのは「うちは社員ファーストです」と言い切っている会社。社員ファースト、つまり残業をさせないこと、納得のできる給料を渡すこと、無理な仕事はあえて請負わないこと。それによって離職を防いだり、気持ちよく働けたり、いい人材を確保できたりとメリットが大きいのだそう。目先の売上にとらわれないという選択は、経営者にとってはすごく勇気のいる判断だと思う。けれど今、転職や独立が当たり前になってきた世の中で、とくに若い世代を育てるには、時代に合ったやり方でないと、会社の方が見限られてしまうのかもしれない。下手なことをして、SNSなどで会社の実態を拡散されてしまう方がおそろしい。なんてことを考えていたら、ふとその経営者の思考をそのまま家庭に当てはめることはできないのだろうかと思うようになった。つまり「家族ファースト」。わたしは家が職場でもあるので、家の中が一番過ごしやすい場所でありたい。ライターの仕事を長く続けて行きたいからこそ、夫や娘が居心地よく感じる環境をつくることが大事なんだろうなと。