日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

恥ずかしい、がなくなった日

昨夜は家族で温泉へいったのですが、身体を洗うタオルを自宅に忘れてしまった。浴場を歩くときに身を隠すあの白いタオル。

 

娘は使わないし、身体は手で洗えるし。わざわざ一時のためにお金を払って買うのもなんだか気が引けたのでやめた。

 

温泉で身体を隠すことなく、裸で歩くなんて以前なら絶対に考えられなかったことで。わたしの羞恥心はどこへ行ってしまったんだろう。

 

羞恥心がなくなるのは生きて行く上でとっても楽になるけれど、一歩間違えたら自堕落な気分になる。

 

「まぁいいか」で渡り歩けるということは、張りつめるような緊張感と出会えなくなるのだ。緊張感がないということは、すべてがこんなもんだとこれまでの経験でしか物事が見えなくなってしまう。

 

それはすごくさみしい。新鮮な気持ちがなくしてしまうと一つ一つに期待したり感動したり心を動かすことはできなくなってしまうのでは。なんて大げさに思ってしまうのだ。

 

いや全然そんなこと思ってなかったようにも思う。

 

(すみません、本当はなんにも考えていませんでした)