日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

ブログはマラソンと似ているのでは。

ブログを続けることは、マラソンと似ているのでは?と感じることがあります。

 

わたしは学生の頃からチームワークで戦うスポーツよりも、淡々と自分のペースでできるマラソンが好きでした。人に気を使い過ぎることもなく、自分との戦い。がんばった分だけちゃんと結果が目に見える。その単純さが好きだったのかもしれません。

 

中学、高校はテニス部に所属し、全国を目指し厳しい練習に耐え、日々戦っていました。

しかし、テニスは好きだけれど人と争うことが苦手。試合相手が強そうだとビビり、泣かれると同情し、健気でかわいい人には弱いなど。戦う相手によって心を動かされてしまう自分がいました。

 

逆に、校内のマラソン大会はすごく楽しかったのです。感情に縛られないのですいすいと体が動く。その結果、誰よりも早かった。

 

当時は、テニスが好きだと自分に言い聞かせていたのですが、何年もの間、苦手なものを必死に頑張っていたのだと大人になってから気が付きました。

 

自分は今、自分にできることを淡々とやればいいのだと思っています。とにかく、ライターとして言葉を磨き、伝わる文章が書きたい。その思いだけで、ブログを書いているのです。だから、ブログに向き合う時間がとても楽しい。

 

仕事になると、書く内容や構成、文字数などが決められてしまうので、自分が自由にいられるブログに救われています。

 

 

「継続することーーリズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってそれは重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし弾み車が一定の速度で確実に回り始めるまでは、継続についてどんなに気をつかっても気をつかいすぎることはない」

これは、村上春樹のエッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」の中での一節。

 

マラソン好きの方には、わかっていただけると思うのですが、スタート時よりも、走り出して少し経つと体が一気に楽になる瞬間があります。どこまでも走り続けられる、そういった感覚。

 

webライターの仕事でも、ブログでも、続けていけばその瞬間は訪れると信じています。今のわたしは(書く)基礎体力から鍛えていかなければならないのですが(^^