日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

「やればよかった」の後悔がないこと

行動することの大切さを、最近ますます実感するようになってきました。

動かないとはじまらない。本当にそうだと思います。そして、本当に「今」やりたいことは、「今」絶対にやっておいた方がいいですよね。

 

20代の頃、話のネタの一つとして、ホノルルマラソンに挑戦したんです。完全な思い付きで決断をしたのですが、昔からマラソンが好きだったので、あまり練習もせず4時間55分で完走。若さと勢いだけで走りきりました。

 

その時、42.195キロのフルマラソンを走りきったら人生かわるかな?と単純に知りたかっただけなんですが、「なにも変わらない」が、走り終わってすぐの感想でした。

 

その後、趣味で続けるほどマラソンが好きだったわけでもないので、遠い昔の他人の出来事のように自分の記憶から抜け落ちていました。

 

あれから、月日が経ち。

 

ふと、フルマラソンを走った自分を思い出したんです。

そして今、同じことができるか?と考えてみたんです。

 

答えは簡単。今なら絶対にできない。

 

身体を鍛えたり、つらいこと苦しいことに時間を費やすなら違うことに時間を使いたい。ハワイも旅行でのんびり行きたい。

 

思いは時間の流れとともに変わるものですね。

 

でも、もし過去に挑戦していなかったら、「やってみたかったなぁ」と思ったかもしれません。

 

今まで話のネタの一つくらいにしか思えなかったフルマラソン。時が経って絶対にできない状況になってはじめて「やっておいてよかった」の気持ちになれたんです。

過去の自分よ、ありがとうと。

 

世界が変わる、変わらないってのは、当時のわたしにはわからなかったけれど、今腑に落ちる。「やればよかった」の後悔がないことが、すでに自分の世界が変わっているのかもしれません。

 

時間が経ったからこそ、気が付くことですね。

 

そう思うと、今、やっていることに「意味があるのか?」と考えるよりも、とにかくやってみることが大事かもしれません。