日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

趣味 文字起こし

インタビューの文字起こし…Twitterを見ていると「やりたくない」という人が大半だが私は好き。(自分がインタビューをしていないからこそ言える)

 

何がいいかって、必ずゴールが決まっていること。例えば60分の文字起こしだとすると、今自分がどのあたりにいて、あとどれくらい頑張ればゴールにたどり着けるのかが一発でわかる。まるでマラソンの世界だ。前に進んでいけば絶対にゴールがあるという安心感がたまらない。

 

それから文章に合った漢字を見つけていく作業もなんだかクイズっぽくて楽しい。例えば「今後ていげんしていきます」と音声から聞こえた場合、ていげんが「提言」なのか「低減」なのかで悩む。

 

普通は「提言」が多いけれど、前後の文脈を見ると今は環境問題の話で何かを削減していくという意味で使っているから、じゃあ「低減」かなとか。(うまい例が浮かばない)そんなときは、ここは「騙されないぞ」とにやりとなる。

 

面白い話のときは一緒になって笑っちゃうし、いい話が聞けた日は心がジーンとする。他にも専門家の話が聞ける。世に出ていない素の部分がわかる。思う存分タイピングができる。などなど。

 

ひとたびこれを記事にしようとなると、とたんにプレッシャーが重くのしかかる。「ちゃんと意図を組んで文章にできるか」「その人にとってプラスの記事になるか」とか。余計なことを考え過ぎてしまう。

 

もちろん記事ができたときの爽快さはたまらないけれど、そこまで持っていくときの集中力、エネルギーの使い方は文字起こしとはまったく違うのだ!

 

私にとって文字起こしは、1つの「趣味」。(しっかりと費用はいただきます!)記事作成と並行で文字起こしのみの仕事も増やしていきたい。