日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

旅記事を書くとき

連日、記事作成でシンガポール、マレーシア、インドネシア付近を調べまくっているのでこの数日間で本当に旅をしてきた気持ちになる。旅は、日常から離れるため自分のことを客観的に見つめ直すことができる。最近の悩みもすべてどこか遠い自分のようで不思議な感覚に陥っている。

 

旅行会社に勤めていたとき、お客さんに尋ねられてわからない場所はできるだけその土地へ行き自分の目で見て肌で感じたものを経験の中から伝えようと必死だった。もちろんすべての場所へ訪れることはできないから、葛藤もあった。

 

今思えば、なぜそこまでそのことで必死に思っていたのか。たぶん、自分の中で腑に落ちていないことをわかった顔して伝えるのが苦手だったのかもしれない。

 

今、やっているツアー記事の作成は、お客さんが旅を選ぶときに一番はじめに目にする部分で、印象に残る写真や情報がきっかけで興味を持ってもらえるかどうか。わたしが腑に落ちているかどうかとかじゃなくて、いかに魅力的な文章を考えるかが大事で。

 

旅行会社のカウンターに座っていた時と正直気持ちが違う。今の方が自分に合っていると思っている。旅に関わる仕事で、こういったものもあったのかと毎回新鮮な気持ちになる。

 

でも、やっぱり実際に見て、感じて、経験した人の情報が一番だよね。その謙虚な気持ちは忘れないように、日々学んで行くしかないな。