電子漫画を買いはじめる
これまで「電子書籍」は、スマホか電子書籍リーダー(Kindle)でしか読むことができないと思っていたのだけれど、ふと思いついて、ふだん仕事で使っているノートパソコンに「Rakuten kobo」をダウンロードしてみた。
そしたらなんと大画面で本が読めるではないか!持ち運びできるし、これなら当分Kindle買わなくていいじゃん。と、世紀の大発見にひとり胸が高鳴る。
つい先日、家の給湯器が壊れて(高額…涙)買い替えたのだけれど、そのとき付与された楽天ポイントを使って夜な夜な電子漫画を購入する日々。他にも毎日ネット配信のドラマ、映画、アニメをみながら家事をして、もちろん紙の本も読んで…
世の中、いろんなコンテンツがあってすごく便利になった分、何もせずにぼーっとする時間はなくなったな。とりとめもなく考える時間も。だから、なるべくブログは書きたいのだけれどなかなか辿りつかない…
本の中の出会い
吉本ばななさんの著書『「違うこと」をしないこと』の中に対談記事があって、それを読んだとき、なんて読みやすくて、心地よい文章なんだろう……とドキドキした。
誰が編集したのか気になりつつ読み進めていくと「おわりに」というページの中で、「私(吉本ばななさん)の言葉を優しく澄んだ言い方でまとめてくださった瀧晴巳さん」と名前が書かれており、はじめて「瀧晴巳」さんという方を知った。調べてみるとインタビュー記事や書評などを手がけるとても有名なライターさんのようだ。
瀧晴巳さんの代表作『物語ること、生きること』は、『精霊の守り人』など「守り人」シリーズで有名な作家上橋菜穂子さんの生い立ちから作家になるまでを約1年間計4回にわたって取材をし1冊の本にまとめたものだという。
わたしは上橋菜穂子さんの作品を読んだことがないが、瀧晴巳さんの文章をもっと読んでみたくて飛びつくように本を購入。仕事の合間や夜寝る前に少しずつ読み出した。
こんな風に1冊の本から、また別の作家さんやライターさんを知ったり、他の作品を知ったり、どんどん新たな出会いに繋がっていくのは何よりも贅沢でたのしい時間だ。
がんばらないダイエット
半年以上ぶりに家の体重計にのったら3キロ増えていた。それまで朝晩と体重計にのっては「きょうは食べすぎたな、明日は食事を減らそう」など微調整をしながら暮らしてきた。しかし体重計の電池切れがきっかけで、(単三電池でOKなのに、なぜか特殊な電池を買わなければと思っていた)「体重計にのる」日課がすっぽりと日常から消えていたのだ。
体重が増えたのは当然で、通勤時間もなくずっと家で仕事をしていると家事以外で動くことがない。ゆるい筋トレやストレッチでは運動量はたかがしれている。外に出かけるには目的が欲しいし、せっかちな私は悠長に散歩する気にはなれない。間食をやめる人生なんて想像できないし、おいしいものたくさん食べたい。本格的な運動を取り入れる時間もないし…と考えると、毎日体重計にのって日々をコントロールするやり方が自分にぴったりな方法だったんだなと今さら気づく!
(気づきましたか…自分で太ったことを認めたくなくて、あえて体重が増えたって他人事のように言ってることを笑)
あっという間に過ぎていく平日
ここ最近の仕事の様子。平日朝8時前に娘が家を出たあと、急いで朝ごはんを食べる。そのときSNSを見てしまうと時間があっという間に過ぎてしまうので、さらっと見て(何か事件がないか確認して…)から机に向かう。本当に忙しいときは早朝5時から仕事を始める。
8時半から仕事をはじめて12時に休憩。余裕があるときは午前中スタバで仕事をする。お昼ごはんを簡単に済ませたあと20分仮眠。お昼寝をすると午後の集中力がアップするので、締め切りで焦っている日も積極的にお昼寝時間を確保するようにしている。
午後は13時から仕事再開。娘は15時過ぎに帰宅するのでその時間に合わせて簡単に家事をすませておく。締め切りに追われているときは、娘に理由を言ってから19時まで仕事をする。といってもダイニングテーブルで作業をしているのでテレビの音やゲームの音は聞こえてくる。(本当に集中しているときは聞こえてこない)。
19時から夕飯準備をはじめて20時前には食べ終わる。22時前に娘が寝たら仕事再開。夫の帰宅は22時半以降。と書くと平日は本当に仕事が中心だ。その分土日はなるべくパソコンから離れる‼︎そしてめいっぱい遊ぶ‼︎(忙しいときは仕事をしてしまうけれど)これが今の生活でベストな働き方だと感じている。
インタビュー記事を出す理由を考える
先日、Twitterで新卒の人事採用者のインタビュー記事が話題になった。というよりもかなりバッシングされていて…私自身、そのメディアで以前インタビュー記事を何本か書かせてもらったことがあるので、他人事には思えなかった。
インタビュー記事が出される理由は、その会社・人物のブランディング。アピールがうまくいけばその会社がより多くの人たちに認知され、商品が売れる。優秀な人材が入ってくるチャンスも増す。
つまりインタビュー記事は広告の1つとして、「その会社にとってメリット」がなければならない。だけど世の中には本当にたくさんの記事があって、まずは「この記事を読んでみたい」と思わせるにはある程度、つよい言葉で興味のなかった人たちの気を引く必要がある。
実際にそのインタビュー記事の中身は、そんなに悪いものではなかった。ただそれはおそらく5000字以上の記事を全文読まなきゃ伝わらないし、その裏の背景まで考えなければならない。アイキャッチで使われた言葉や写真がつよすぎて、「マイナス」なイメージから入った読者を完読させない限り、プラスにひっくりかえすのは至難の業…
わたしでさえ学生時代に、最終面接で「圧迫面接」を受けてすごく苦い気持ちを思い出したのだから、ましてや現在、就活中の学生が読むと自分の状況とリンクして苦しくなる人は多いのではないか。
もしライターとして今回の案件を書く側だったら、どうしたんだろう。
マイルドな言葉で編集をしてしまうと、「その人らしさ」「個性」がなくなる。ではどういう構成だったらよかったんだろう。とずっと考えている。けれど少しでもマイナスなイメージを与えてしまう可能性が高いと思ったら編集部の方と相談はしていたはず…
会社、人物…そのイメージを大きく決定づけるインタビュー記事。判断を間違えてしまったときのダメージは計り知れない。インタビュー記事は、その方たちに寄り添って、そして世の中に出される意味を考えながら、記事を書いていかなければならないんだなと改めて考えさせられた。
つねに言い訳を探していた
今週の火曜日に「編集と校正」の案件に応募したが、結果はダメだった。もちろん応募してもすべて受かるわけじゃないので、そういうときは「縁がなかった、次頑張ろう!」と切り替えればいいだけのこと。けれど今回は違った。ずっと抑え込んできた気持ちがあふれ出てきた。
わたしは2018年にライター業をスタートしてこれまで600記事以上、インタビュー案件においては約300人の方たちのライティングを担当してきた。貴重な経験をたくさんさせてもらいながらも「自分は未経験からスタートしたので現場を知らない、基礎がわかっていない」という負い目。ライターになった当初ならともかく、2年7ヶ月経ってもずっとその気持ちが消えないのだ。
ただ自分の実力のなさに目を向けずに、言い訳を探しているだけなのかもしれない。(グサっ)
けれど自分の中でこの気持ちを克服しない限り、何かある度に言い訳に逃げ込んでしまいそうで。だからこそちゃんと向き合おうと考えた。
そんな中で、あるときポッと浮かんだのが通信教育。現状、私ができる最善の方法は、自宅で校正の基礎を一から学んでみること。
やれるかやれないかわからないけれど、ずっとモヤモヤを抱えているなら挑戦しちゃえと、半年間の『校正実務講座』に申し込んだ。これ以上自分の「言い訳」に頼らないための手段。ライター業に活かせると信じて……仕事と並行してがんばるのみ!