日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

新明解国語辞典

きょうは新明解国語辞典の第八版の発売日。どうやら9年ぶりの全面改訂らしい。

 

わたしが新明解の第七版の辞書を手に入れたのは2014年。当時は専業主婦で2歳の娘を育てる日々の中、なんの脈絡もなく突然プライベート用に国語辞典が欲しくなりAmazonで注文した。3000円以上する辞書を思いつきで買うには高い。けれど辞書を手に入れたら、「新しい世界が開けるかもしれない」となぜかそのときの自分は思っていたのだ。

 

しかし注文して届いたのは正規のサイズではなく【小型版】だった。意を決して選んだはずがサイズを間違えてポチってしまうなんて、そんなしょうもないミスってある?返品するという選択肢も思い浮かばないほど、ドジな自分が情けなくてたまらなかった。

 

けれど今振り返って思うと2014年はわたしにとって大きな転機となった年。国語辞典を手に入れた1~2カ月後に偶然Webライターという職を知って、勢いでクラウドワークスに登録し、専業主婦の傍ら記事を書き始めたのだから。

 

その後、育児との両立がむずかしくて体調を崩し、ライター業をやめて企業に2年半勤めたけれど、やっぱりライター業が諦めきれず、2018年にフリーライターとして独立して今に至る。

 

あの時「今いる世界を変えたい」と強く思った気持ちが、結果的にライター業に出会わせてくれたのかな。そんなことを今回の全面改訂のニュースを見ながら思い出していた。

 

(小型版の文字が小さすぎるのが悩み…)