生きるということ
今月の10日に隣町に住む義父が突然亡くなった。義母が出かけている間に、脳溢血で倒れ、義母が帰宅し気がついた時にはすでに亡くなっていたという。衝撃的なその光景を義母が1人で直面したのだと思うと心が痛い。気が動転した状況でかかってきた義母からの電話が忘れられない。その後、お通夜、告別式と喪主は夫がつとめた。
生きていれば当然別れもある。それは誰しも経験をするものとはいえ、その悲しみはきっとこれからも慣れることはないだろう。いつもいた人がいなくなるということ、突然であればなおさらその空間がぐにゃっと曲がったようで、それに慣れるまでには相当な時間が必要に思う。
災害、交通事故、事件……いつ何が起こるかわからないこの世の中でせめて一人っ子である娘が成長して、わたしや夫から見ても「もう大丈夫だな」と思えるまではちゃんと生きていきたいなと心から思った。