日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

本の中の出会い

吉本ばななさんの著書『「違うこと」をしないこと』の中に対談記事があって、それを読んだとき、なんて読みやすくて、心地よい文章なんだろう……とドキドキした。

 

誰が編集したのか気になりつつ読み進めていくと「おわりに」というページの中で、「私(吉本ばななさん)の言葉を優しく澄んだ言い方でまとめてくださった瀧晴巳さん」と名前が書かれており、はじめて「瀧晴巳」さんという方を知った。調べてみるとインタビュー記事や書評などを手がけるとても有名なライターさんのようだ。

 

瀧晴巳さんの代表作『物語ること、生きること』は、『精霊の守り人』など「守り人」シリーズで有名な作家上橋菜穂子さんの生い立ちから作家になるまでを約1年間計4回にわたって取材をし1冊の本にまとめたものだという。

 

わたしは上橋菜穂子さんの作品を読んだことがないが、瀧晴巳さんの文章をもっと読んでみたくて飛びつくように本を購入。仕事の合間や夜寝る前に少しずつ読み出した。

 

こんな風に1冊の本から、また別の作家さんやライターさんを知ったり、他の作品を知ったり、どんどん新たな出会いに繋がっていくのは何よりも贅沢でたのしい時間だ。