日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

心の変化、相手を思う気持ち

きのうは友人親子が家に遊びにきた。子どもたちは、とってもにぎやかにテンション高く、はしゃいでふざけてずっと笑っていた。「楽しい1日だった」と、満足気に眠りにつく娘。わたしはすぐにわかった。娘の友だちに対する接し方が以前と比べて変わったのだ。

 

これまではどうしても「自分の気持ち」を優先する場面が多かった娘は、お友だちから「これかして~」と言われても、快く貸してあげることができなかった。

 

おそらく根底にある「自分のモノが減るからいやだ、無くなるからいやだ」という気持ち。その気持ちは分からなくはないけれど、すべてにおいてその調子だったので、「いやいや、いつも見向きもしていなかったやつじゃん……」と思うモノでも娘は頑なに拒んでいたのだ。

 

(娘はお菓子も食べきらずに残しておくタイプ、で忘れちゃうタイプでもある。基本的にモノを残しておきたいと考えている)

 

けれど、きのうは違った。お友だちに「なんでも自由に使ってね」と自分から言っていたのだ。だからお互いに嫌な気持ちにもならず、本当にのびのびとしていた。

 

もちろんすべてを差し出すことが正解ではない。本当に大切な宝物は、自分でちゃんと守れる大人になってほしい。

 

その一方で、「自分の好きなお友だちが満足することで、結果的に自分も楽しいんだ」ということも大事なわけで。それに気づいたんだなと、娘の心の成長を感じたのだ。