インタビュー作成
送られてくる文字おこしをされたインタビューの原稿+企業のホームページや過去のインタビュー記事、Twitter、Facebook……インタビュー対象者が発信しているものはなるべく目を通すようにしている。
発言の内容から、口調から、写真から、その人がどんな性格なのか、どんな気持ちなのかを想像して、インタビュー記事の原稿を作るようにしている。そして実際に話したこともないライター(私)に勝手にインタビューを作成されるのはどんな気持ちなんだろうかと、毎回考える。
言い回し一つ、気にする人は気にするだろうし、もしも自分がインタビューを受けた立場で、微妙な言い方や、思いもよらない編集の仕方をされたらきっと嫌だなと思う。てか、ショックだ。それが自分の言葉として世の中に出回るのは耐えられない。
だから失礼にならないように、本当に言いたいことは何だろう、何が伝えたいんだろう、ってすごく考えこんでしまう。
そう思っていたら、もしかしたらこれも傾聴の一つなのかもしれないとさっき気づいて。あぁ、そうか今年の目標の一つ、傾聴を学んでみたいと思っていたことが、こうして叶えられていたのかと気づく。
「これで大丈夫ですか?まちがってないですか?言いたいこと合ってますか?」って本人に聞きたい。でも聞けないからこそ、すごくもどかしさはある。