日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

いつか、書けなくなる日が起きても

先日、Twitter上でライターの吉村智樹さんが

「文章が書けなくなる原因はスランプではなく慢心。」とツイートをしていた。

 

ベテランのライターさんが経験をふまえこう言われているので間違いはないだろう。わたしはこのツイートをみて安心したし、うれしかった。

 

念のため、スランプと慢心について辞書で調べてみると、

 

スランプ:一時的に調子がくずれ、いつもの時の技能(能力)が発揮できない状態。一時的に取引がふるわない状態

 

慢心:おごり高ぶること(心)

 

この違いは大きい。

わたしはまだライター歴が短いので、「書けない」という本格的な悩みに陥ったことはない。(知識不足で書けないということはしょっちゅう起きており、もがいている)

 

しかし、これから先、突然書けなくなる日も起きるのだろうかと、考えなくもなかった。目の前に仕事はある、けれど書けない。納期に間に合わない、信用を失うという恐怖。

 

なぜ、書けないのか?

 

それが、原因のわからないスランプではなく、はっきりと慢心だと、それは謙虚さが足りないのだと、言葉にしてくれたおかげで、この先「書けない」と悩んだ時に自分の心を振り返ることができると思った。

 

もちろん、何か理由があって(身体の調子を崩していたり、心配ごとがあったり)書けなくなる日もあるかもしれないし、休息が必要なときもあるかもしれない。

 

しかし、書けない時の原因は自分の心にある、と知っておくだけで、日頃から自分の心の持ちように気を配ることができる。スランプを恐れなくてすむと思った。