日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

愛着を感じる場所

友人は物持ちがいい。

 

今年買ったばかりのわたしの鞄。徐々にチャックの部分が壊れはじめてきたと嘆いていたら、

「わたしのこの鞄、20年以上ずっと使っているよー」と、教えてくれた。

 

友人は、鞄だけでなく、靴、洋服、小物類などとの付き合いがとにかく長い。10年、20年はあたりまえのようだ。

それらはけっして、時代を感じるようなくたびれた感じではなく、素敵だな、センスがあるなぁとほれぼれとしてしまうもの。

 

年齢とともに、自分の好みの色や雰囲気がわかりだしてきたわたしにとっては、信じられない話。モノに対する感情は、この20年間を振り替えるとものすごくブレながら今にいる。

 

友人は、20年以上前から(もっと前からかな?)ずっと、好みは変わらないんだとか。そうか、だから物に対する愛着が深いのか。大事にできるのか。

『物持ちの悪い=好みが変化して』きたわたしは目から鱗の発見でした!

 

これの答えが見つかった気分。

 

 

でも、今このブログを書いていて気がついたけれど。

わたしは「書く」ことに対するワクワクする気持ちは、たぶん小学生の頃から変わらないし、この20年間、村上春樹江国香織吉本ばなな、などの作品はわたしの中でまったく色あせていない。

 

わたしにもあった、変わらないモノ。大事にしたいもの。人それぞれ持っているものが違う。それがおもしろい。