日々、書く仕事

2018年からライターへ。ずっと心の中で思い続けてきた「書く仕事」がしたいという気持ち。これまで遠まわりもたくさんしてきたけど、本音で生きることに決めました。

おすそ分けの柑橘類

デコポン、はるか、文旦…公園で友人から柑橘類のおすそ分け。さわやかな香りが袋からこぼれ、夏のはじまりを感じさせる青空のもときらきら輝いてみえた。さっそく娘といっしょに甘くみずみずしいデコポンを公園で食べる。あまーい。おいしい。なんか、いいね。こういうの。外でたべるのたのしいね。はるかはね、アンニュイな味って言ってたよ。どれどれ?どんな味がするんだろうね。なんて言いながら。

 

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もし、わたしに子どもがいなかったら、と考えたらきりがないけれど、土曜日のお昼に近所の公園なんてこなかっただろうし、ママチャリにだって乗らなかっただろうなと。

 

結婚した時は7年という長い遠距離恋愛のあとだったし、体も病でへとへとになっていて、いまよりもずっと人生にびくびくしていた28歳のわたし。子どもをもつ人生はないかもしれない。わたしもわたしの家族もみんな思ってた。

 

すべての細胞が入れ替わるくらいの年月が過ぎ去っているのに、記憶だけはなくならないって不思議なことだけれど。あの時のわたしは、今のわたしのすがたを想像することは絶対にできなかった。だから、10年先も…いや、1年先ですらどうなっているかわからないから、あまり決めつけて考えないように。縁のあるものを大事にしていきたいなと思う。